中国料理マナーチェックリスト

円卓では入り口に一番近いところが下座。その正面の一番奥の席が上座。上座から見て左隣が二番目、右隣が三番目。以下左右交互に続く。
中華料理のコースの流れ
◆前菜~冷菜の盛合わせなど、主に冷たい料理。くらげやバンバンジーなど。
◆スープ~ふかひれスープなど。(卵スープなど軽めのものはご飯の前に出される。)
◆大菜~メインディッシュ。素材や調理法を変えたものが出される。肉、魚介、野菜を焼く、炒める、蒸すなどオーダーする場合も素材や調理方法が重ならないように。
◆ご飯または麺類~炒飯や焼きそばなど、食事の締め。
◆デザート~杏仁豆腐やフルーツなど。口をさっぱりとさせる。
取り皿やスープなどお皿は手に持たずにおいたまま食べる。
料理が来たらまず上座に円卓を回す。ひと回りするまでは時計回りで回す。
円卓には自分のお皿やグラスをのせない。取り分け用のフォークやスプーンや箸は元に戻すが、はみだして置かない。
円卓を回すときは物にあたらないか、ほかの人が取り分けていないかなど注意する。
取り皿は料理の味がまざらないように料理ごとに取り替える。足りなくなったら補充してもらう。
自分の小皿に取った料理は残さない。
れんげの持ち方は人差し指を柄の溝に添えて、親指と中指で下からはさんで持つ。
汁そばの麺などは左手のれんげに一口分とりわけてから箸で口に運ぶとスマート。スープを飲むときはれんげを右手に持ち替えて飲む。
しゅうまいや中華まんなどは、取り皿で一口の大きさに切り分ける。かぶりつかない。
紹興酒や老酒と一緒に氷砂糖が出されることが多い。日本独特の習慣。入れて飲んでかまわない。